6月の作品紹介

さくら稲美では、事業所の入り口に、毎月、お子さん達が製作した共同作品を一か月間展示しております。

保護者の皆様が所用で事業所をご訪問頂く時以外には、目にする機会もございませんので、皆さんの力作をホームページでご紹介します。

6月は梅雨ということで、雨傘に各々自由な絵柄で装飾を施してもらいました。

こども食堂

8日(土)、この日は、4月からお世話になっているこども食堂へお出かけしました。
毎月、参加児童を入れ替えて、合計3回、のべ10人のお子さんが、おかわり自由のビュッフェ形式での食事を楽しみました。

事前の打ち合わせで、さくら稲美を利用されるお子さんの障害特性をお伝えしているので、主催者、そして運営ボランティアの皆さんには毎回暖かく迎えて頂いております。

日常的にあまり経験することが無いビュッフェ形式で自分の好きなものを自由に選べる体験は、順番に並ぶ、自分が欲しいものを伝える、自分の席まで食事を運ぶ、初対面の相手と会話する等々、社会性を育むに相応しい貴重な機会です。

こうした行事を企画、実行して痛感するのは、経験の重要性です。
自分でできるだけの能力がありながら、そうした場面に慣れておらず、経験が無いため、どの様に振舞ったら良いかがわからない。けれど、職員の支援を通じてやり方がわかると、自分一人でもできるようになる。
こうした小さな積み重ねが、皆さんの社会性の獲得につながることを期待しています。

現在、こうした外出は土曜日にしか実施できませんが、夏休み中には、平日にご利用頂く皆さんにも、こうした機会が提供できる様、その他の企画を準備中です。
私どもさくら稲美では、社会性を育む機会として、こうした社会資源を積極的に利用していきたいと考えています。

チームラボ作品展

6月上旬の、さくら稲美での外出行事の様子を紹介いたします。
まずは、1日(土) この日は、姫路で開催中だったチームラボの作品展を体験するため、姫路市立美術館までおでかけしてきました。

今回は、せっかくの外出機会を活かし、かねてより実現のタイミングを伺っていたレストランでの外食機会を初めて設けましたが、そこで何が起きたかはご想像にお任せします・・・

チームラボの作品展は、開催されれば常に話題を呼ぶことで知られ、特に代表作である「学ぶ!未来の遊園地」は、マスコミでも何度も紹介されている素晴らしいイベントです。

今回の作品展は、「学ぶ!未来の遊園地」ではありませんでしたが、関西でチームラボの作品に文字通り触れることができる貴重な機会でした。
人気イベントだけあって、入場券の購入だけで10分待ち、そこから入場までさらに10分ほど待ちましたが、参加者の皆さんは、全員おとなしく順番を待つことができていました。美術館という独特の雰囲気に、皆さん緊張していたのかな?

私たちが会場を離れる頃には、入場券購入の待ち時間が60分以上となっており、さすがに播磨地域で一番注目されているイベントだけのことはあるなと、その人気ぶりに驚かされました。

暑い日でしたので、その日のおやつは、姫路市内のスーパーでの買い物体験で購入することに急遽決定しました。
各自が希望するアイスクリームや清涼飲料水を購入し、皆さんご満悦の表情でした。
自分で好きな物を選ぶ楽しみは、やはり他には代えがたいものですね。

一日を振り返ってみると、全てが想定内とはいかず、想定外の出来事も起きましたが、こうした経験の積み重ねが、こども達のみならず、私たち支援者自身の成長につながるのかなと感じます。

「暗いところは大嫌いだ。騙された。行きたくない。」と車中で大騒ぎしていたお子さんが、薄暗い会場の中、一つの作品の前で、一心不乱に集中し何かを感じ取っている姿は、まるで作品と一体化しているかのようでもあり、とても興味深い反応でした。

職場内研修について

既にお知らせしました様に、さくら稲美通信を補うものとして、ホームページでの情報発信を本日より開始いたします。
行事連絡に限らず、保護者の皆様と共有しておきたいお話なども、こちらでお伝えしたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

最初の記事は、昨日18日に行いました第3回職場内研修の話題です。
昨年度末に、保護者の皆様より頂戴しましたサービス評価の結果、職員の専門性についてのご意見を踏まえて、さくら稲美では、4月から職場内研修に取り組んでいます。

保育士としての職歴はあっても、発達障害児との関わりは初めてという職員もいますので、まずは10月までを入門編と位置づけて、児童デイサービス職員としての基本的な知識の習得に努めているところです。

4月は児童デイサービスの役割について、5月は構造化について、そして6月と7月は指導員の関わり方をテーマに研修を行っています。特に今回は、事業所内での安全確保をテーマに、今日の支援からすぐに活かせる様な、いくつかの事例から学びました。

事業所の開設から1年が経過しましたが、職員の入れ替わりが繰り返されてきたため、職員の支援技術の平準化は、まだまだ道半ばといった有様です。
今年のさくら稲美は、利用者の皆さんの成長と同時に、支援者自身の成長もテーマに、日々の支援に取り組んでいきたいと思います。

姫路科学館・アトムの館

運動会が各学校で開催され、子供たちも真っ黒に( *´艸`)🎶

代休の為、朝から子供達が集まり運動会の様子を我先にと報告してくれ、

朝からとてもにぎやかなさくら🌸でした(*^-^*)

元気の有り余っている子供達を引き連れて向かったのは

姫路科学館(アトムの館)

何万年も昔の化石に触れたり、重たい荷物を軽々と運べるしくみを表した実験用

展示物などたくさんの物に触れて体験してもらいました🎶

入口で出迎えてくれた恐竜に怖がりながらも楽しそうな表情に変わっていく

子供達を見て私たち職員も顔がニッコリ😊

全員で楽しめたお出かけになりました🎶