ハロウィン 後編

魔王の手から無事にティアラを取り戻し、お城へ戻ってきた一行は、その後、仲良くハロウィンパーティーに参加しました。

こども達に十二分に楽しんでもらえただけでなく、年長者が年少児を助ける姿や、衝動性のある児童がちゃんと順番を待つ姿が見られたり、普段のこども達との関わりの中では想像できなかったこども達の秘めたる可能性を感じ、職員にとって、1か月に及ぶ苦労が報われたハロウィンとなりました。

ところで、おやつ中に、こども達だけでなく、職員も大爆笑しているのにお気づきでしょうか?

実は、私がアプリを使い、ハロウィン当日にご利用頂いたこども達の顔写真をはめ込んだダンス動画を、皆で見ている様子です。
顔出しの許可を得ているこども達のキレッキレのダンスをここでご紹介しておきます。


ハロウィン 前編

26日(土)は、さくら稲美でハロウィンを実施しました。
今回、職員間のちょっとした雑談から生まれたアイデアを実現させようと、勤務終了後に何度も残業して打ち合わせをしたり、児童が帰宅した後、休日の職員が職場へ来て、練習に取り組むほどの力の入れようでした。

そうして準備してきた今年のハロウィンは、ストーリー仕立てで進行しました。

王家に代々伝わる大切なティアラが魔王に盗まれた!
このままでは今年のハロウィンパーティが実施できない。
魔王の城へと向かう王女と妖精は、その道中、こども達や魔女と出会い、その力を借りて、魔王が用意した数々の罠(3種類のゲーム)に協力して挑戦して魔王を追い詰める。
しかし、実は魔王にも隠された秘密があって・・・・といった観客参加型の劇を職員が披露しながら、適時、こども達にはゲームに参加してもらいました。

買い物訓練 駄菓子屋編

本人の嗜好の関係で、さくら稲美で提供するおやつは全く食べないという児童がいらっしゃいます。
今回、その児童と仲の良い児童が駄菓子屋に出かけるので、一緒に駄菓子屋に行ってみますかと、物は試しと誘ってみました。
残念ながら、駄菓子屋で販売するお菓子の中にも、本人が食べたいと思うお菓子は無かったものの、100円の清涼飲料水を購入しました。

自宅への送迎時に保護者へ顛末を報告し、その場で100円になるように、自分で考えて計算する機会として活かしたかったのですがとお話しすると、「次からは、自分の分に加えて、弟のおやつ100円分を、お土産で買ってもらうというのはできませんか?」とのご提案が。
なるほど、その手があったか! そのアイデア、次回より使わせて頂きます!

買い物訓練と神戸青少年科学館へのお出かけ

10月22日は、午前中、皆でスーパーに買い物訓練に出かけ、各自が希望する昼食(お弁当、パン)を購入しました。

児童毎の計算能力別に用意された財布を渡され、全員、自分が食べたい昼食を選ぶという自己決定の体験に加えて、支払いの練習に取り組みました。


昼食後は、神戸青少年科学館へお出かけ。
好奇心を刺激する様々な展示で、皆さん思い思いに楽しんでいました。

10月後半の取り組み

10月後半も、さくら稲美では色々な企画が実施されました。

まずは、参加できなかった企画から・・・毎月参加しているこども食堂は台風到来のため、開催そのものが中止でした。
因みに、さくら稲美もその日は臨時休業させて頂きました。

コミュニティ食堂の開催日である10月19日は、コミュニティ食堂へは参加せず、全員で昼食を済ませてから、姫路で開催されたハロウィンイベントの「おばけの館」へ出かけました。

幼児から小学生低学年向けのハロウィンイベントなので、可愛らしいおばけ達と出会えるのだろうなと思っていたのですが・・・ガチでこども達を怖がらせにくるイベントでした(苦笑)
案内のチラシを読んで、そんなイベントだなんて誰が想像できたでしょう!?

お化けの館に入ったものの、「無理、無理」とすぐに引き返してきた児童がいたり、職員にしがみついて離れない児童もいて、写真を撮る余裕が無かったとのことで、残念ながら掲載できる写真がありません。

とは言え、終了後は、参加者全員に可愛い記念品が配られ、皆さん満足げな様子でした。

なお、以下の各行事は、後ほど個別の記事でご紹介します。
10月22日 買い物訓練、神戸青少年科学館訪問
10月24日 駄菓子屋での買い物訓練
10月26日 ハロウィン

職場内研修を実施しました(研修内容と書籍の紹介)

本年度、さくら稲美では、パート職員も含めた全ての職員を対象に、職場内研修を毎月実施しております。

これまで、「放課後等デイサービス研修 安心できる居場所作りの基本」というセミナーを収録したDVDを、毎月視聴してきましたが、先月の研修で理論的な話が一区切りしましたので、今月は、日々の実務に活かせる、より具体的な参考事例として、最近購入したムック本に添付されているDVDを視聴しました。

書籍名は「1日10分 親子の愛が深まる 幼児の脳トレ遊び」。
約15年前に脳トレブームの火付け役にもなった東北大学の川島隆太教授による著作です。

出版社によると「脳トレ遊びには、記憶力、コミュニケーション力、未来を予想する力、がまんする力、集中力などを顕著に伸ばし、親子の愛着形成、親の育児ストレス軽減にも、効果があることが認められた。」とのこと。

DVDで紹介された色々な遊びが、今後の支援に活かされる様、今後の職員の取り組みに期待するところです。

10月前半の取り組み

10月最初の土曜日には、既に記事にしましたように、姫路で行われたサーカスを鑑賞してきました。

今後もさくら稲美をご利用頂く皆さんに、こうした初めての体験や、その日が待ち遠しくて、わくわくするような経験をして頂きたいと考えています。
とは言うものの、学校の長期休暇中以外は、こうした外出を伴う企画は、土曜日、祝日に限られてしまうのが、個人的に歯がゆいところではありますが。

14日の祝日には、アサヒ飲料明石工場へ工場見学に出向きました。前回は春休みに訪問しましたが、何度訪れても楽しいものです。
もちろん、見学後のお土産も毎回楽しみなご様子です。

水曜日の駄菓子屋訪問も毎週継続して実施しています。自分で計算ができる児童にとっては、買い物訓練という位置づけで、計算をはじめ色々と支援の必要な児童にとっては、買い物体験と言う位置づけで実施しています。

おやつを食べたあと、店内の絵本やおもちゃに強い興味を示す児童もおり、駄菓子屋で過ごすひと時が皆さんの気分転換にもなっているようです。

12日(土)の営業について(11日朝の追記あり)

台風19号の接近に伴う、さくら稲美の12日の営業についてお知らせいたします。

まずは、既に各ご家庭に配布しております警報発令時の対応をご確認いただくことをお願いいたします。

現在のところ、12日の午後より近畿地方は暴風域に入り、同時に激しい雨となる見通しです。
暴風域とは、一般的には風速25メートル以上の猛烈な風が吹いている範囲のことで、この風の中では、大人も立っていられず、また建物も大きな被害を受ける恐れがあります。

進路予想では、稲美町を含む東播磨地域は暴風域の中にギリギリ入りそうな見通しです。
そのため、当日朝7時の時点で警報が出ておらず、通常通りの営業を始めたとしても、午後から警報が発令された場合、安全を第一に考え、速やかに事業所の営業を終え、お子さまを順次ご自宅へお送りすることになります。

つきましては、12日にさくら稲美をご利用頂く場合には、早めの帰宅にも対応して頂けるよう、予めご家庭の都合を調整して頂きますよう配慮をお願いいたします。

追記 明日12日につきましては、臨時休業させて頂きますので、悪しからずご了承願います。

10月の作品紹介

さくら稲美の玄関に掲示している利用者の皆さんによる共同作品。
9月の作品を紹介する前に、10月になってしまいました・・・
今月は10月ということで、ハロウィンをテーマにしております。

なお、今月下旬のハロウィンイベントに向けて、職員一同、何やら企んでいる様ですが・・・
それは、ハロウィンイベントまでのお楽しみ。

サーカスの鑑賞

10月5日(土)に、姫路でサーカスが開催されると知り、抽選に応募しましたところ、職員2名、児童4名を招待して頂けることになりました。

13時に公演が始まるので、当日の昼食は姫路市内で済ませることになり、参加者全員でファミリーレストランでの外食体験を実施。
昼食後は、公演会場へ移動し、コメディクラウンサーカスによるショーを堪能しました。
演技中の舞台撮影は禁止されていましたので、オフィシャル動画を紹介しておきます。 動画はこちら

動画にある様に、各種のジャグリング、パントマイム、マジック、バルーンアート、曲芸と盛りだくさんの内容に、皆さんの笑いが絶えない50分でした。
特に、動画でも少しだけ映っていますが、ピエロが大きな風船の中に入って、顔だけを風船の外に出すというパフォーマンスは、会場内を大きく沸かせていました。
公演終了後は、出演者のピエロの皆さんと記念撮影もできましたが、少し恥ずかしいのか、表情が硬いお子さんの姿も。

お楽しみは、まだまだ続きます。おやつの時間は、本日2回目の外食体験。
さくら稲美への帰路、参加者4人の内3人が、夏休み中にマックアドベンチャーを体験したマクドナルドの店舗へ立ち寄り、各自思い思いにスイーツを注文しました。

なお、当日さくら稲美をご利用のお子様のうち、6月に姫路で開催されたチームラボ作品展へ参加した児童と、午後からのご利用となりました児童については、今回は留守番ということになりましたが、悪しからずご了承下さい。
因みに留守番の皆さんも、さくら稲美での昼食後に、皆で加古川市内にお出かけをしております。