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児童通所支援事業所・児童デイサービス(児童デイサービスさくら)

さくら稲美の子供達の様子

避難訓練を実施しました

2020年1月30日

1月29日の午後、全ての児童が下校し終えたところで、さくら稲美では初めての避難訓練を実施しました。

私自身は監督者として、 客観的な立ち位置から訓練全体を注意深く見守っておりました。
第一発見者が、他職員へ初期消火を依頼する際に、どこが出火元かを伝達できていなかったり、最終的に、トイレや事務所内に逃げ遅れた児童がいないかを確認していなかった等、初めての取り組みであるが故の改善点が見受けられました。

しかしながら、自主的に避難することが難しい複数の児童を、手際よく分担して避難誘導できたことに加えて、初期消火を終えた職員や、消防署への通報(の真似)を終えた職員も速やかに避難活動に加わることができており、避難行動そのものは非常にスムーズにできておりました。

余談ながら、最年少の女児を、年長の男児が手をつないで一緒に避難してくれようとする姿には、日ごろから、助け合いの大切さをこども達に説いている各職員の努力が実を結んだのかなと嬉しく思いました。

今後は、年に二回の定期開催(5月末と11月末ごろ)を予定しております。
その際には、状況設定もその都度考え、時には、玄関が火元になり、そこから避難できない場合、窓から安全に避難できるようにするには、誰のどのような行動に注意すればよいのかを皆で考えたり、火災だけでなく、地震による被災を想定し、稲美町の指定避難所である「いきがい創造センター」まで、実際に児童を引率するなど、避難訓練のマンネリ化を避けるよう心掛け、皆さんの安全確保について職員の意識向上を図る機会にしたいと思います。