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児童通所支援事業所・児童デイサービス(児童デイサービスさくら)

さくら稲美の子供達の様子

今月のこども食堂

2020年7月11日

今月もこども食堂のお弁当をテイクアウトさせて頂きました。
数日前より、一人の児童から一緒にこども食堂へ行きたいとの希望がありましたので、荷物運びのお手伝いをお願いすることにしました。

到着後、まずはのぼり旗の前で記念撮影。
ハートマークで隠れていますが、満面の笑みです。
食堂入室後はアルコール消毒をしてから、皆さんから預かった食費をカンパとしてお支払い。


将来ケーキ店で働きたいという希望を持つ児童ですので、せっかくなので、待ち時間の間はボランティアの皆さんがお弁当作りをしている様子を見学してもらい、ケーキとお弁当と言う違いはありますが、食品づくりの場の雰囲気を体験してもらいました。
恥ずかしがりやの児童ですが、お弁当の受け取りの際に、「こんな時、なんて言えば良いかな?」と職員に促されて、ありがとうとお礼を伝えることができました。
小さな経験の積み重ねですが、自分が望む将来に少しでも役立つことを願います。

久しぶりに買い物訓練を実施しました

2020年7月4日

コロナ禍における休校の開始、それに続く緊急事態宣言のため、さくら稲美では、しばらくの間、外出活動は控えておりましたが、久しぶりに事業所の備品購入のため、ドラッグストアでの買い物訓練を実施してきました。

買い物前に職員からの説明を受けて、何を買うのかメモを取ってもらいましたが、出発前に「メモは持ちました?」と尋ねると、「無い! 無い!」と大慌て。

店内では、メモを頼りに問題なく買い物が出来ましたが、レジでは、経験不足のためか、なかなかスムーズに支払うことができません。
普段は、極力、手助けはせずに待つようにはしています。
しかし、順番待ちが一人二人と増えてきたため、今日のところはやむを得ず手を貸しましたが、こういう経験を積むことが、少しずつ社会性の獲得に繋がることを願います。

7月の作品紹介

2020年7月4日

事業所入り口の壁に掲示している共同作品。7月は七夕がテーマです。

「鬼滅の刃」の人気は、ここでも顕著で、服やグッズが欲しいという願いが、幾つかありました。
そんな可愛らしい数々の願いの中に、「世界が平和になりますように」との願いを見つけ、びっくり。

この願いを書いた女児は、数日前、私に「地球をきれいにするお仕事って、どんなのがあるの」と尋ねてきたので、少し難しいかなと思いながらも環境保護のNPO法人のことを教えてあげたばかり。

こうした無垢な願いや思いに触れられるのは、児童デイサービスで働く職員ならではの役得かもしれません。

播磨中央公園へのおでかけ

2020年6月29日

先週末の27日(土)、休校期間中は自粛していた外出を、久しぶりに実施しました
行楽日和とまでは言えず、出発前は、少し気になる空模様ではありましたが、幸い雨が降ることもなく、播磨中央公園でのひと時を皆さん思い思いに楽しんでくれたようです。

今後も、こども食堂を始めとする外食体験や、買い物訓練での事業所備品や昼食の購入、駄菓子屋での買い物体験など、感染予防に留意しながら、外出ならではの経験を、少しずつ再開できればと思います。

避難訓練を実施しました

2020年6月26日

本日26日、さくら稲美では2度目となる避難訓練を実施しました
前回とは曜日を変えましたので、本日の利用者9名の内、6名の児童が初めての参加となりました。

学校での避難訓練には慣れているものの、さくら稲美では初めての参加のため、不安な気持ちを口にする児童もいましたが、皆さん職員の指示に従い、問題なく避難することができていました。

前回同様、年少児を、年長児が手をつないで一緒に避難してくれようとする姿も見られましたし、指示されていないにも関わらず、学校での避難訓練同様、自発的にハンカチを口に当てて避難している児童の姿には感心させられました。

改めて、子ども達の成長を感じられてうれしく思いました(^^)!



今月のこども食堂

2020年6月13日

今月から、こども食堂本来の姿であるイートインも再開されましたが、テイクアウトも可能ということでしたので、さくら稲美は、今月はお弁当のテイクアウトをお願いすることにしました。

なお、今月は、お土産にカップラーメンを3箱頂戴しましたので、本日ご利用の皆さんだけでなく、さくら稲美をご利用して頂いている全ての皆さんに、次回の利用時より1個づつ配付していきたいと思います。
それでも余った分は・・・職員一同でご相伴にあずかります。

こども食堂の皆様、いつも色々なご配慮ありがとうございます。

サウンドセラピーの試行的な取り組みについて

2020年6月12日

私に余力がある時に限られますが、数か月前から、特殊な機材を用いたサウンドセラピーを試行的に行っています。
サウンドセラピーとは、簡単に説明すると、特殊な加工を施した音楽を、特殊な骨伝導ヘッドフォンを通じて聴くことで、鼓膜からの刺激だけでなく、骨伝導による聴覚への働きかけの結果、様々な療育的効果を得ることを目的とした活動のことです。

私がサウンドセラピーの可能性を知ったのは、20年近く昔の話ですが、その当時は、サウンドセラピーの実施には、アメリカで高額なトレーニングを受けてインストラクターになり、さらに専用の高額な大型機材を購入する必要があり、とてもではありませんが、現場で働く職員が取り組めるものではありませんでした。

今では技術の進歩により、家庭で比較的安価にサウンドセラピーに取り組める機材が、海外で販売されるようになりました。
20年前に比べると安価になったとはいえ、個人にとってはそれなりの出費ではありましたが、自分の研究用にと思い切って海外から個人輸入して取り寄せてみました。

現在、何人かの児童に試しながら、その反応を観察しているところです。
ヘッドフォンの着用が苦手な方には残念ながら試すことができませんが、何人かに試してみたところ、皆さん、約30分の間、嫌がることも無く特殊加工が成された音楽に耳を傾けてくれました。

音楽への相性が大変良く、予想以上の反応を見せてくれている児童も見受けられ、将来的な効果について期待が感じられます。

休校中の取り組み 余暇支援編(アナログゲーム 後編)

2020年6月6日

最近購入したこちらのゲームは4人で遊び、お題カードに示された色の配列と同じように、手元のカラーカップを素早く並べる速さを競うゲームです。

ですが、ゲームへの参加が難しい発達段階であったとしても、個別に児童と関わり、対象児童がお題カードの様にカップを並べられるか、遊びを通じて発達段階の確認をしたり、他にも、ただカップを積み上げたり、鈴を鳴らして音色を楽しんでもらうなどの用途で使っています。

もちろん、本来のゲームとしての用途でも、皆さんに楽しんでもらえています。

休校中の取り組み 余暇支援編(アナログゲーム 前編)

2020年6月6日

さくら稲美では、少しずつではありますが、アナログボードゲームの充実を図っています。
長かった休校期間中にも、事業所内でゲームを楽しむ機会が何度もありました。

私は、元々ゲームを療育活動に活かすことに関心があり、2月に稲美町内で開催されたアナログゲームの体験会に、姉妹店のさくらをご利用中のこども達を含めた小グループで参加したのは記憶に新しいところです。

ゲームで遊ぶためにはルールの理解が必要なため、全ての児童がゲームを楽しめる訳ではありませんが、ルールの理解ができなくとも、おもちゃとしても遊べるようなゲームを選ぶようにしています。

例えば、こちらのゲームは、参考動画のように、磁石を使って自分が選んだ色の鈴だけを集めることが目的です。

しかし、たとえルールが理解できなくても、磁石に鈴がくっつく様子を楽しんだり、磁石にくっついた複数の鈴の音色を楽しむなど、児童の発達段階によっては、感覚刺激のおもちゃとして楽しんでもらっています。

6月の作品紹介

2020年6月6日

事業所入り口の壁に掲示している共同作品。6月分が完成しました。
色々なてるてる坊主が、皆さんの来所を迎えています。

参考までに、昨年6月の共同作品はこんな感じでした

ところで、さくら稲美のブログも1周年を迎えました。
月日が過ぎるのがあっという間に感じられる今日この頃です。