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児童通所支援事業所・児童デイサービス(児童デイサービスさくら)

さくら稲美からお知らせ

さくら稲美 半年間のまとめ その2

2019年9月4日

次にさくら稲美が提供するプログラムについてです。

お子さんの好奇心を育むことに加えて、社会性の習得に役立てるべく、公園へのお出かけに留まらず、動物園、博物館、科学館等の訪問先を増やし外出機会を増やしました

昼食購入を目的とした買い物訓練に加え、より実践的な買い物訓練に取り組み始めました。足し算、引き算を実生活で活かす機会にしたり、算数を学ぶことへの動機づけになればと思います。

4月から児童向けパソコンソフトを使った認知機能トレーニングを導入し、音声や画像を通じて、単語や文章、数などの理解を促すだけでなく、空間認識力やワーキングメモリーといった広範囲にわたる認知機能の向上を目指しています。

さらに、立命館大学の宮口教授が体系化された「コグトレ」を導入し、コグトレのプリントを課題として提供しています。
コグトレは、課題が体系化されているため、児童毎の発達段階に応じた課題を提供することで、認知機能の強化が図れると判断しました。

どちらもまだまだ始めたばかりですので、成果は今後に期待したいところですが、コグトレで認知機能を訓練し、外出経験などを通じて、さくら稲美で育んだ力を活かせたら良いなと思っています。

遊びながら学ぶことや、一人遊びから集団での遊びへの移行を期待して、手作り教具、おもちゃやゲームの充実に努めています。
多人数で遊べるアナログゲームに加え、講談社の雑誌「幼稚園」の付録、職員の手作り教具などを揃えつつあります。
私も、まさか段ボール製の滑り台ができるとは想像できませんでした。

より高度な社会性の獲得を目的とした企画も始めました。
社会経験を積む機会として、マクドナルドが提供する職業体験プログラム「マックアドベンチャー」へ参加しました
利用者の皆さんに大変好評でしたので、今後も再参加をしてみたいと思います。

また卒業後の進路を念頭に置き、公共交通機関の利用を目的とした社会経験の機会を提供しました