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児童通所支援事業所・児童デイサービス(児童デイサービスさくら)

さくら稲美からお知らせ

職場外派遣研修を実施しました

2019年11月7日

昨日6日、高砂市で開催された防災意識の啓蒙を目的とした講演会に、私と正規職員3名の合計4名で参加してきました。
演題は「職場の安全・安心の確保」、講師は、夕方の報道番組でのお天気キャスターとして知られる片平敦氏です。
片平氏は、気象予報士であるだけでなく、防災士でもあり、気象と防災の両分野の専門家として、時折、得意のダジャレを交えながら、 わかりやすい講義に努められました。
外部の研修に職員を派遣する機会に、なかなか恵まれませんが、こうした機会や職場内研修を通じて、職員のスキルアップに努めているところであります。

職場内研修を実施しました(研修内容と書籍の紹介)

2019年10月18日

本年度、さくら稲美では、パート職員も含めた全ての職員を対象に、職場内研修を毎月実施しております。

これまで、「放課後等デイサービス研修 安心できる居場所作りの基本」というセミナーを収録したDVDを、毎月視聴してきましたが、先月の研修で理論的な話が一区切りしましたので、今月は、日々の実務に活かせる、より具体的な参考事例として、最近購入したムック本に添付されているDVDを視聴しました。

書籍名は「1日10分 親子の愛が深まる 幼児の脳トレ遊び」。
約15年前に脳トレブームの火付け役にもなった東北大学の川島隆太教授による著作です。

出版社によると「脳トレ遊びには、記憶力、コミュニケーション力、未来を予想する力、がまんする力、集中力などを顕著に伸ばし、親子の愛着形成、親の育児ストレス軽減にも、効果があることが認められた。」とのこと。

DVDで紹介された色々な遊びが、今後の支援に活かされる様、今後の職員の取り組みに期待するところです。

12日(土)の営業について(11日朝の追記あり)

2019年10月10日

台風19号の接近に伴う、さくら稲美の12日の営業についてお知らせいたします。

まずは、既に各ご家庭に配布しております警報発令時の対応をご確認いただくことをお願いいたします。

現在のところ、12日の午後より近畿地方は暴風域に入り、同時に激しい雨となる見通しです。
暴風域とは、一般的には風速25メートル以上の猛烈な風が吹いている範囲のことで、この風の中では、大人も立っていられず、また建物も大きな被害を受ける恐れがあります。

進路予想では、稲美町を含む東播磨地域は暴風域の中にギリギリ入りそうな見通しです。
そのため、当日朝7時の時点で警報が出ておらず、通常通りの営業を始めたとしても、午後から警報が発令された場合、安全を第一に考え、速やかに事業所の営業を終え、お子さまを順次ご自宅へお送りすることになります。

つきましては、12日にさくら稲美をご利用頂く場合には、早めの帰宅にも対応して頂けるよう、予めご家庭の都合を調整して頂きますよう配慮をお願いいたします。

追記 明日12日につきましては、臨時休業させて頂きますので、悪しからずご了承願います。

広報かこがわに、こども達の姿が掲載されました!

2019年9月30日

広報かこがわ最新号の特集は、こども食堂。
なんと、さくら稲美のこども達が食事中の様子が掲載されています!

参加された児童の保護者の皆様、広報誌への掲載について承諾下さりありがとうございました。

23日(月)の営業について(23日朝の追記あり)

2019年9月21日

台風17号接近に伴う、さくら稲美の23日の営業についてご案内いたします。

まずは、既に各ご家庭に配布しております警報発令時の対応をご確認いただくことをお願いいたします。

23日ご利用予定の皆様には、電話での連絡あるいは書面でお伝えしましたが、現在の予想進路では、稲美町への影響はないと思われます。
しかしながら、公共交通機関への影響により、当日の勤務職員の出勤が困難になった場合には、ご家庭へのお迎えが遅れるかもしれません。
 
お迎えの遅れや、7時時点での警報発令により、当日の営業をひとまず見合わせるような場合には、各ご家庭への個別の電話連絡前に、まずはこちらで情報発信を行う様に努めますので、当日、ご不明の点がありましたら、念のためホームページをご確認ください。

追記 6時30分現在、警報が発令中ですが、9時頃には解除される見通しですので、通常通りの営業を行います。

しかし、JR神戸線において、始発より一部列車の運休が決まっており、また神姫バスの加古川地区では、通常営業ながら、遅延、運休の可能性があると発表されております。
そのため、本日の勤務職員の出勤が遅れ、お迎えに間に合わない可能性があります。
その場合、9時過ぎに個別にご連絡をいたしますのでご了承ください。

なお予定通りにお迎えができる場合には、特に連絡はいたしません。

書籍の紹介 障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて

2019年9月6日

今日は、まず目の覚めるような名言から。
「法律いうんは弱いもんの味方やない、知っとるもんの味方するんや」
これは、高利貸しを主人公にした漫画「難波金融伝 ミナミの帝王」の主人公の台詞です。
Vシネマやテレビでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

日本の社会福祉制度を含む社会保障制度は申請主義が採られているため、自分から手続を行うことが必要です。
行政から、「あなたは、この制度が使えますから申請をしてくださいね」等と、親切な声掛けが行われることはありません。
そこでご紹介したいのが、今日の一冊です。

自由国民社  渡部 伸 監修
障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて

出版社のホームページで、とりあえず索引だけでも目にして頂ければ、この書籍の有用性がおわかりになろうかと思います。

お子さんのライフステージ毎に、様々なトピックが紹介されており、高校卒業後の進路や、成人後の障害者年金の受給、グループホーム等で自立した生活を始めるための知識等、そして、保護者の皆様にとっての最大の関心事である、親亡き後のこどもの生活をどのように考えておくかについても有益な情報が紹介されています。

例えば、障害者の皆さんの財産管理について、成年後見制度は、少しずつ知られる様になりましたが、私もこの書籍を読み、それ以外の財産管理の方法として、福祉型信託制度、生命保険信託等に加え、最近ニュースでも目にする機会が増えた個人型確定供出年金(iDeCo)や、障害者扶養共済等を知り、まだまだ知らないことが多いなとの読後感を持ちました。

この書籍は、加古川、明石、高砂、稲美町、播磨町の図書館に蔵書がありますので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

さくら稲美 半年間のまとめ その2

2019年9月4日

次にさくら稲美が提供するプログラムについてです。

お子さんの好奇心を育むことに加えて、社会性の習得に役立てるべく、公園へのお出かけに留まらず、動物園、博物館、科学館等の訪問先を増やし外出機会を増やしました

昼食購入を目的とした買い物訓練に加え、より実践的な買い物訓練に取り組み始めました。足し算、引き算を実生活で活かす機会にしたり、算数を学ぶことへの動機づけになればと思います。

4月から児童向けパソコンソフトを使った認知機能トレーニングを導入し、音声や画像を通じて、単語や文章、数などの理解を促すだけでなく、空間認識力やワーキングメモリーといった広範囲にわたる認知機能の向上を目指しています。

さらに、立命館大学の宮口教授が体系化された「コグトレ」を導入し、コグトレのプリントを課題として提供しています。
コグトレは、課題が体系化されているため、児童毎の発達段階に応じた課題を提供することで、認知機能の強化が図れると判断しました。

どちらもまだまだ始めたばかりですので、成果は今後に期待したいところですが、コグトレで認知機能を訓練し、外出経験などを通じて、さくら稲美で育んだ力を活かせたら良いなと思っています。

遊びながら学ぶことや、一人遊びから集団での遊びへの移行を期待して、手作り教具、おもちゃやゲームの充実に努めています。
多人数で遊べるアナログゲームに加え、講談社の雑誌「幼稚園」の付録、職員の手作り教具などを揃えつつあります。
私も、まさか段ボール製の滑り台ができるとは想像できませんでした。

より高度な社会性の獲得を目的とした企画も始めました。
社会経験を積む機会として、マクドナルドが提供する職業体験プログラム「マックアドベンチャー」へ参加しました
利用者の皆さんに大変好評でしたので、今後も再参加をしてみたいと思います。

また卒業後の進路を念頭に置き、公共交通機関の利用を目的とした社会経験の機会を提供しました

さくら稲美 半年間のまとめ その1

2019年9月4日

昨年度末に保護者の皆様から頂戴したサービス内容に関するアンケート結果を基に、今春より職員の協力の下で、サービス向上を目指した様々な取り組みを続けてまいりました。
さくら稲美にとってのターニングポイントとなった3月以降を振り返りながら、この半年でどのようなことに取り組んできたかをご報告いたします。

まずは、昼食、おやつ関係の話題から。
以前より、昼食の残飯量の多さを気にかけておりましたが、給食宅配業者の業務停止に伴い、さくら稲美で提供する昼食を、ほかほか弁当での注文に切り替えました。
全員同一メニューでの提供をやめて、お子さん毎に、予算内の商品から、その都度食べたいお弁当を選んで頂くようにしましたところ、さすがに、自分で食べたいものを選んだだけあって、ほとんど残飯がでることは無くなりました。

また、昼食を購入するお店の選択肢を増やすことと、買い物体験の提供を目的に、昼食のお弁当を購入する買い物訓練を開始しました。
お子さんの発達段階、お金の理解に応じて、個別に財布を用意し、各々に相応しい支払い経験をこなせるようにしています。

こども食堂とコミュニティ食堂の利用を開始しました。外食機会を提供し、自分で選ぶ経験、配膳、下膳する経験を積んだり、外食中のマナーを理解することなどを目標にしています。

夏休み中、全員に外食の機会を提供しました。外食先に障害者の皆さんが働くB型作業所を3か所加え、わずかかもしれませんが、皆さんがお食事を摂ることで作業所の売り上げに貢献いたしました。
将来、B型作業所の利用を視野にいれているお子さんについては、今後、そうした作業所で働く先輩方の姿を見てもらい、就労への意欲を育むことへ繋げていければなと思っています。

おやつの宅配サービスの利用を開始しました。おやつのマンネリ化を避け、バラエティに富んだラインナップでおやつを提供できるように、また珍しい地方の銘菓を口にする機会を提供できるよう、宅配サービスを月に一回利用して、2週間分のおやつを購入しています。

さくら稲美の保護者各位 

2019年8月31日

長かった夏休みも、皆様のご協力で大過なく過ごすことが出来ました。
さくら稲美で充実した夏休みを過ごせたと感じて頂けたとしたら、職員の努力も報われます。

今後ともさくら稲美をよろしくお願いいたします。 
さくら稲美職員一同

絵本の紹介 すずちゃんののうみそ

2019年8月28日

日々、暇を見つけては読書にいそしんでおりますが、この夏休み中に手にした書籍の中から、今日は一冊の絵本を紹介したいと思います。

岩崎書店 竹山美奈子 作
すずちゃんののうみそ
自閉症スペクトラム(ASD)のすずちゃんの、ママからのおてがみ

まずは、この絵本の紹介について、出版社のホームページから引用させて頂きます。

「ねえ、すずちゃんママ、すずちゃんは、どうして年長さんなのに、くつを一人ではけないの?」
保育園のお友だちの疑問に、すずちゃんママがお手紙で答えました。
すずちゃんは、年長さんになっても、おしゃべりができません。どうしてかな?
自閉症のことがすーっとわかって、ちょっと身近に感じるお話。
巻末には自閉症の特徴紹介も。

なぜ今回この絵本を皆さんに紹介しようと思ったのでしょうか。
さくら稲美を利用中のお子さんに、もし幼い兄弟姉妹の方がいたとしたら、自閉症スペクトラムについて知る最初の一冊として相応しいのではないかなと考えたのが、その理由です。

近隣では加古川、高砂、明石の図書館で借りることができますし、稲美町、播磨町にお住いの方は、加古川図書館が利用できますので、よろしければお手に取ってみてはいかがでしょうか。

次回は、保護者の皆さんにとって非常に有益な情報を提供してくれる一冊をご紹介する予定です。