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児童通所支援事業所・児童デイサービス(児童デイサービスさくら)

さくら稲美の子供達の様子

1月後半の取り組み お出かけ編

2020年2月4日

18日には、コミュニティ食堂参加者が戻ってきてから、皆で野添北公園(であいの森)にお出かけしました。
事業所内で身体を動かすことには限度がありますので、皆さん、ここぞとばかりにはしゃぎながら、とても楽しそうな表情を見せてくれます。

25日は、灘浜サイエンススクエアまでおでかけし、沢山の科学展示品で遊んできました。
何度訪問しても、その都度、こども達の好奇心が刺激されているようです。

避難訓練を実施しました

2020年1月30日

1月29日の午後、全ての児童が下校し終えたところで、さくら稲美では初めての避難訓練を実施しました。

私自身は監督者として、 客観的な立ち位置から訓練全体を注意深く見守っておりました。
第一発見者が、他職員へ初期消火を依頼する際に、どこが出火元かを伝達できていなかったり、最終的に、トイレや事務所内に逃げ遅れた児童がいないかを確認していなかった等、初めての取り組みであるが故の改善点が見受けられました。

しかしながら、自主的に避難することが難しい複数の児童を、手際よく分担して避難誘導できたことに加えて、初期消火を終えた職員や、消防署への通報(の真似)を終えた職員も速やかに避難活動に加わることができており、避難行動そのものは非常にスムーズにできておりました。

余談ながら、最年少の女児を、年長の男児が手をつないで一緒に避難してくれようとする姿には、日ごろから、助け合いの大切さをこども達に説いている各職員の努力が実を結んだのかなと嬉しく思いました。

今後は、年に二回の定期開催(5月末と11月末ごろ)を予定しております。
その際には、状況設定もその都度考え、時には、玄関が火元になり、そこから避難できない場合、窓から安全に避難できるようにするには、誰のどのような行動に注意すればよいのかを皆で考えたり、火災だけでなく、地震による被災を想定し、稲美町の指定避難所である「いきがい創造センター」まで、実際に児童を引率するなど、避難訓練のマンネリ化を避けるよう心掛け、皆さんの安全確保について職員の意識向上を図る機会にしたいと思います。

1月前半の取り組み 社会体験編

2020年1月16日

8日は暴風警報発令のため、暴風のピークが過ぎた後、13時30分からの営業になり、ご不便をおかけいたしました。
その日は、15時前には当日の利用者全員を引率して駄菓子屋まで出かけ、買い物体験を実施。
初めて参加する児童もいましたが、順番待ちの間、あるいは自分の買い物後に、他の児童が買い物をしている間には、店内の絵本やおもちゃで自由に遊び、皆さんとてもおとなしく過ごせていました。

事業所に戻った後、各自が購入した駄菓子をその日のおやつとして食しました。

兄弟の分のおやつをあれこれ考えて選んでいたKさん。
「これはパパの」とうまい棒を購入する気づかいを見せていましたが・・・でも、ママの分は買わなくてよかったのかな!?

11日は今年最初の外食体験として、3名のお子さんを引率して、こども食堂へお邪魔しました。
メニューは、麻婆白菜丼、かき玉スープ、だいこんのサラダ、親芋のチーズお焼き、かぶらの甘酢漬、蜂蜜柚きんとんと、今回も盛沢山。

しっかり食べた後は、全員で洗い場まで下膳。
皆さんの「ごちそうさまでした」の一声に、ボランティアの皆さんも嬉しそうな表情。

13日の午前中はクッキング。
全員で役割分担をして、ハンバーグづくりに取り組みました。

クッキングを楽しんだ後、午後からは、全員で加古川駅前のヤマトヤシキまでお出かけ。
目指すは忍者屋敷迷路!

忍者と言えば、忍たま乱太郎やレゴ ニンジャゴーはこども達に大人気。
そういえばハロウィンの時には、こども達が扮する忍者ダンスの映像がバカ受けでしたね。

催事場では忍者屋敷迷路に挑戦したり、手裏剣投げやおみくじ、塗り絵を楽しんだ後は、忍者装束に身を包んでハイ、ポーズ。

15日は、高校生1名と一緒に、まずは駄菓子屋でのおやつ購入。
その後、事業所への帰路途中でドラッグストアに立ち寄り、買い物訓練を実施。

写真の掲載がNGのため、文章だけでの説明になりますが、今回は商品が見つからない時に、メモを見せて店員に尋ねてみるという経験や、事業所に戻ってから、 レシートの見方を覚えたり、 レシートと商品を照らし合わせてお釣りが正しいかを確認する等、初めての経験を体験して頂きました。

1月前半の取り組み お出かけ編

2020年1月16日

既に別の記事でお伝えしました様に、4日、6日は、全員で天満神社へ初詣に出かけました。
その後は、それぞれ、みきっこランド(三木山総合公園)、石ケ谷公園までお出かけ。
11日にも、こども食堂に参加の皆さんが戻ってくるのを待って、皆で石ヶ谷公園へ。

いずれの日も、園内の遊具などで思い切り身体を動かし遊んできました。

さくら稲美の冬休み (学習支援編)

2020年1月14日

さくら稲美では宿題や課題に取り組む時間も、遊ぶ時間と同じ様に大切に考えております。
昨年までは、机をひとかたまりにして、皆で顔を突き合わせて宿題に取り組むという形式で、各々の学習課題に取り組んで頂いておりましたが、こども達が雑談に夢中になる姿も見受けられました。

そこで、職員からの自主的な発案により、新年を契機に、机の配置を学校と同じような並びに変え、一人一人が目の前の課題に一定時間集中できるような環境設定を行うこととなりました。

同時に、これまでは宿題や課題を終えた児童から、自由に遊んでいた状況を改めようと、どれだけ早く終えたとしても、15分間は、見直しに取り組むなど、自席を離れずに過ごして頂く様に変更しました。

さくら稲美の冬休み (余暇支援編)

2020年1月14日

年末年始の休業日を除くと、冬休み中に、さくら稲美で皆さんが過ごされた期間は7日程度でした。
その期間中、別の記事でご紹介しました様に、外出行事として、工場見学と2回の初詣を実施しました。

今日は、室内での余暇支援として、さくら稲美がどのようなことに取り組んできたかをご紹介します。


初詣を行った4日、6日の午前中には、昔ながらの遊びとして、福笑いと、なぞなぞカルタを皆で楽しみ、お正月気分を感じて頂きました。

また夏休み中にも実施した音楽ゲームのドンキーコンガも、こども達の要望によりプレイする時間を設けました。
以前の記事でも記しましたが、音楽療法の観点からも、このような音楽ゲームは、児童毎の発達段階に応じた楽しみ方ができるので、皆さんにとても好評です。

他にも、職員から、ご家族が自宅で使用していたプラレールの寄贈があり、こども達がプラレールに興じる姿が、毎日のように見受けられました。
なお、このプラレールにつきましては、12月中に寄贈され、それ以後、冬休みに限らず、余暇のメニューの一つとして活用しています。

他にも、ペイントでのお絵描きを楽しむお子さんがおり、一番使い慣れているTさんは、クリスマス会の様子をペイントソフトで描いてくれたのですが、完成度の高さに、職員一同驚かされています。

外出だけでなく、室内で過ごす時間についても、この1年間の間に、かなり充実してきたと考えておりますが、まだまだ色々と考えていることがあり、実現のタイミングを計っているところです。

クリスマス会

2020年1月4日

12月25日は、皆さんお待ちかねのクリスマス会でした。

午前中は、クリスマス会に向けて、全員でケーキ作りに取り組みました。
「ケーキは嫌いだ」と叫ぶ児童を相手に「作るだけで、食べなくて良いから」となだめながらのスタートに職員も思わず苦笑い。

午後からは、職員が1か月練習をしてきたミュージカル風の参加型演劇を実施。
ハロウィンの時と同じ様に、目の前で繰り広げられる演劇の最中、こども達もゲームに加わり、物語の一部になるという、大変凝ったつくりの作品でした。

女性のサンタクロースって変かな? サンタクロースも失敗を繰り返し、トナカイに助けてもらいながら、だんだん一人前のサンタクロースになるんですよという裏テーマが隠されており、「子ども達だけではなくて、保護者の皆様にも見て欲しいですね」とは、脚本担当の職員の弁。

まだまだ半人前のサンタクロースが、パートナーのベテラントナカイの引退宣言に大慌て。
途中、クリスマスにまつわるクイズやゲームを楽しみながら、クライマックスには姿を消したトナカイを探しに、皆で雪山へ。
足場の悪い雪山を進み、洞窟を抜けた雪山の頂きで再会。
感極まり、泣き出す児童まで。

引退を撤回したトナカイと一緒に今年のプレゼント配りに出かけたサンタクロースが、おやつを食べている皆の前に現れて大団円となりました。

おやつ中には、ハロウィンに続いて私が準備したダンス動画を披露。
今回はこども達の顔写真をはめ込んだダンスだけでなく、職員がクールに踊るダンス動画も披露され、職員も大爆笑。

さて、こども達のダンスと職員のダンス。
どちらがクールでしょう?

12月後半の取り組み 社会体験編2 (おでかけ編)

2020年1月4日

21日は、コミュニティ食堂で外食をしてきた児童が戻ってきた後、全員で県立考古博物館へ出かけました。
発掘体験や仮装をしたり、気分はインディ・ジョーンズ!?

26日は加古川海洋文化センターへお出かけ。
センター内では、昔ながらの遊びを紹介している団体「伝承あそび倶楽部」の皆さんが活動しており、皆で昔ながらのおもちゃを使って遊ぶ機会に恵まれました。
10月のサーカス鑑賞に参加した児童は、ディアボロと呼ばれる中国ゴマを見つけ、「これサーカスでしてたやつや」と当日のことを思い出し、挑戦していました。

12月後半の取り組み 社会体験編

2020年1月4日

20日は、高校3年生のT君に対して、ドラッグストアでの買い物訓練を実施。
既に何度か、同じお店での買い物訓練を体験しているので、今回は少しハードルを上げて、T君一人で必要な品物を探すことができるかどうか試してみました。

職員が、別行動で買い物している間に、出発前に用意したメモを頼りに、T君には2つの商品を探してもらいました。
過去に購入経験のある品物はすぐ見つけていたようですが、初めて買うことになった商品を単独で見つけることは難しかったようです。

しかしながら、これで、T君のできること、できないことが、また一つ明らかになりました。
高校卒業まで、あと何回実施できるかわかりませんが、T君にはさくら稲美で過ごす残された時間で、少しでもこうした経験を積んで頂きたいと思っています。

21日は、3名の児童を引率して、年内最後の外食体験となるコミュニティ食堂での昼食を実施しました。

今回も、1週間前と同様に、普段は1時から出勤して頂いているパート職員に朝から勤務をお願いし、前回とは異なるメンバーを引率して頂き、事業所内では元気なK君が、ボランティアの皆さんに話しかけられると、緊張してしまい、無口になってしまう姿など、こども達の新たな一面を知って頂く機会になりました。

27日には、神戸市東灘区のキューピー神戸工場を訪問し工場見学を実施しました。
マヨネーズについての映像鑑賞、マヨネーズ・ドレッシング工場の見学、試食などを体験し、年内最後の行事を楽しんで頂きました。

12月前半の取り組み 社会体験編

2019年12月16日

11日は、駄菓子屋での買い物訓練を実施。
都合により、参加者の一人は写真の掲載ができないため、一人しか写っていませんが、男子児童2名(高校1年、高校3年)が参加しています。

一人は、缶ジュースとおやつの組み合わせで100円を使い切り、もう一人は「今日は飲み物はいりません」とおやつだけで100円になるよう計算して使い切り、5種類の駄菓子を購入しました。

学校で身につけた計算能力を実生活で活かし、自己決定する力を育むことにつながる買い物訓練の機会は今後も大事にしたいものです。

14日は、3名のお子さんを引率して、こども食堂に参加。
今回は、普段は1時から出勤して頂いているパート職員に朝からの勤務をお願いし、こども食堂への初めての引率を体験して頂きました。
パート職員にとっても、事業所内では見られないこども達の一面を知って頂く良い機会となりました。

この日は、クリスマス会という位置づけで、会場内には装飾も施され、一足早いクリスマス気分に。
内容も、鶏手羽グリル、サンドウィッチ、炊き込みピラフ、カラフルサラダ、スパゲティミートソース、クリームスープ、フライドポテト、スイートポテトと、盛沢山。
各自、自分の好きなものを自由におかわりをして、全員おなかいっぱいで大満足です。

しかも驚くべきことに、今回はクリスマスということで、これだけの内容を、こども達のみならず、引率職員にも無料で振舞って下さいました!
さらに、今日はお土産にサンタクロースを形どったバルーンアートまで頂戴しました。ありがとうございます!!!

今年4月以降、こちらのこども食堂では、10名のお子さんが、のべ25人お世話になりました。